大正から戦後間もなくまで、多くの人材を輩出した松本市の旧制松本高校。松高生が青春を謳歌 (おうか)した松本の街で、ゆかりの店や通りなどを紹介する企画展「松高生と松本のまち」が12月22日まで、旧制高等学校記念館(県3)で開かれている。 全国9番目の高等学校として1919(大正8)年に設立された松高は、全国から学生が集まった。映画館や喫茶店などで松本の街を楽しむ一方、地元の人たちが松高生を温かく受け ...
松本市元町の画家・山下康一さん(59)は12月3日まで、山岳写真家の増村多賀司さん(60、池田町中鵜)、布絵作家の坂井真智子さん(61、新潟市)と、「山の風景三人展」を池田町池田の「カフェ風のいろ」で開いている。3人そろって好きだという北アルプス鹿島槍ケ岳などをテーマにした計23点が並ぶ。
塩尻市大門七番町の中野あみもの教室は11月22、23日、生徒の作品展示会と即売会を教室で開く。主宰の中野雅子さん= 写真左から2人目 =と生徒らはその準備と並行し、能登半島地震と能登豪雨の被災者支援のため、冬に役立つ帽子やマフラー、手袋などの制作にも励んでいる。 石川県七尾市和倉町で旅館を営む知人から、地震で営業できなくなったと聞いた中野さん。「命があっただけでも感謝。弱気になっていられない」など ...
「じいちゃんとの約束を果たしたい」。ただ、そのために臨んだ大会だった。松本市沢村の会社員、伊藤貴裕さん (22)は、11月3日に開かれたベンチプレス競技の全国大会で93キロ級に出場し、ジュニア (23歳以下)の日本記録となる205キロを成功し優勝した。今は亡き祖父へ、感謝の気持ちと共に、吉報を届ける。 伊藤さんが出場した大会は、兵庫県姫路市で開かれた「第3回日本グランプリ姫路大会」。3回の試技で競 ...
今や長野県民のソウルフード「ビタミンちくわ (ビタちく)」。元祖は石川県七尾市に本社がある水産練製品の製造販売などを手がける「スギヨ」の商品だ。能登半島地震で被災した製造元。その地元の復興を応援しようと、古くからビタちくと縁深い大町市で2025年1月31日まで「信濃大町ビタミンちくわフェア」が開かれている。市内飲食店が提供する趣向を凝らしたメニューからは、店主の“ビタちく愛”が…。令和の時代に再び ...
「手まりを次世代に継承したい。展示会が知るきっかけになれば」。こう語るのは、趣味で創作手まりを作る松本市波田の村上たか子さん (89)。初の作品展を11月23日まで、市波田文化センターアクトホールで開いている。180個の手まりが並ぶ。
夢、憧れ、一生の買い物─といったイメージがある「マイホーム」。建て売りを選ぶ人もいるが、一から考えて建てたい人もいる。それにはモデルハウスを回ったり、新築見学会に足を運んだり、工務店の話を聞いたりすることが必要だ。だが、仕事が忙しい、子育て中などの事 ...
切り絵が趣味の松本蟻ケ崎高校2年の中山慶音(けいと)さん(17、松本市和田)は11月16、17日、初めての作品展「繊細な紙の世界へ」を文房具店「ink stain(インクステイン)」(同市中央3)で開く。
安曇野市産などの栗を栽培・販売する「信州あづみ野栗」 (松本市野溝西3)が、安曇野市穂高有明の自社農園で、今年収穫した焼き栗の販売を始めた。
松本市の芳川地区福祉ひろばは10月22日、出産を控える妊婦とそのパートナーが妊娠中の生活や育児などを学ぶ「ママパパ教室」を開いた。全2回の1回目。
地域活性化のため「みこし」贈ります─。仏壇・仏具・墓石販売の「一休さんのはなおか」(本社・長野市)は、地域の活性化に役立ててもらおうと、「あなたのまちへお神輿(みこし)贈呈」を行っている。現在、第23回の希望地区を募っている。来年3月31日まで受け付 ...
松本市の松商学園高校93回生(1994年卒業)は11月2日、卒業30周年の記念式典と同窓会をホテルブエナビスタ(本庄1)で開いた。母校へ折り畳みパイプ椅子110脚を贈り、恩師や旧友と再会を楽しんだ。